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STARTUP CITY SAPPORO

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大企業と新たなビジネスを開拓する!Open innovation Challenge Pitch HOKKAIDOの締め切り迫る

大企業と新たなビジネスを開拓する!Open innovation Challenge Pitch HOKKAIDOの締め切り迫る

「2000年頃、札幌は”サッポロバレー”と呼ばれ、多くのITベンチャーが生まれ活躍し、イノベーショを牽引していた時期がありました。しかし、少しずつ衰退していき、今は可能性を秘めた若い人たちが首都圏に流出するなど、以前と比べ盛り上がりに欠けています。そうした背景から、スタートアップ支援に取り組むSTARTUP CITY SAPPOROをはじめとした関係機関と連携し、北海道にイノベーションを生み出すために日々試行錯誤をしています」
そう話すのは、北海道経済産業局 産業技術革新課のお二人、南智彦さんと有田宏基さんです。
新たな技術革新の担い手としてスタートアップを始めとした中小企業が果たす役割が大きいと考え、北海道経済産業局では昨年から『Open innovation Challenge Pitch HOKKAIDO』を開始したそうです。課題やニーズがある大企業と、技術を持っているスタートアップ。対極にいると言っても過言ではない双方が関わると、どんなイノベーションが起こるのでしょうか?

今回は、この『Open innovation Challenge Pitch HOKKAIDO』について、詳しく伺っていきたいと思います。

そもそも、オープンイノベーションとは?

過去、STARTUP CITY SAPPOROでも取り上げたオープンイノベーション。『企業が組織の枠を超えて、外部の知見や技術、アイデアなどを活用し、新たな価値を生むモノやサービスを創り出すこと』。
大企業は、資金や人材を始めとしたリソースが非常に多く、長年築き上げてきた信用やブランド力を持っていますが、スタートアップに比べると決裁までのスピードが遅いといったこと や失敗を恐れるスタンスなどの弱みもあります。それに対してスタートアップは、資金や人材のリソースはありませんが、意思決定が速く小回りが効き、長期的な視点でリスクを負うマインドがあるのでイノベーションを起こしやすいという強みがあります。大企業とスタートアップそれぞれの強み・弱みがうまく掛け合わさることで、今までになかったイノベーションが生まれることを期待されています。
しかし、大企業とスタートアップ、一体どうやって出会うのでしょうか?大企業のニーズや課題をヒアリングしたくても、なかなかそんな機会はないですよね。そんなときは、ぜひ『Open innovation Challenge Pitch HOKKAIDO』を活用してください!

北海道経済産業局が企画する『Open innovation Challenge Pitch HOKKAIDO』

北海道を次々とイノベーションが起こる場にしていきたいと考える北海道経済産業局が企画した『Open innovation Challenge Pitch HOKKAIDO』。”ピッチ”という言葉が入っていますが、実際はプレゼンテーションコンテストではありません。課題やニーズを持っている大企業と、技術を持っているスタートアップを含む中小企業の”マッチングの場”なのです。

スタートアップの皆さんが応募しようと思った場合、まずはウェブサイトで大企業の課題やニーズをチェックします。このウェブサイトでは各企業ごとにニーズの詳細や、説明動画が用意されています。
そして自分たちの持っている技術やサービスで解決できそうな提案を考え、提案書に落とし込み、応募します。
その提案書を大企業が確認し、マッチすれば協業へ…という流れになるようです。

それでも、提案書だけで大企業と協業まで進むのは少しだけ難易度が高い気がしますよね。しかし、ご安心ください!そこは、北海道経済産業局と運営事務局であるノーステック財団の方々がしっかりとサポートしてくれるようです。サポートしてもらった提案書はすべて、大企業が目を通し、具体的なお話へと進んでいきます。

少しでも気になるなら「まず相談してほしい」

応募資格は
1.応募時点で法人登記が完了していること(設立年月を問わない)
2.プロダクト、サービスが完成しているまたは完成の目途がついていること
ということの2点だそうです。
法人に関しては、株式会社だけでなく、学校や大学の研究室でも良いとのこと。設立年月を問わないので、設立したばかりのスタートアップでも、長い歴史がある企業でも応募することができるようです。
また、プロダクトやサービスに関しては、完成目前ではなくてもOK!サービスのリリースに向けて頑張っている方であれば大丈夫とのことです。

「スタートアップが大企業と繋がってビジネスチャンスを広げるきっかけにしていただきたいと思っています。手を挙げなければ誰とも繋がれないですし、何も始まりません。提案フォーマットには小難しいことを書いていますが、少しでもやりたいという気持ちがあればとにかくまず相談していただきたいです!私たちも全力でサポートいたします」と、北海道経済産業局の南さん。

ある程度プロダクトが出来てきたけれど、なかなか販路を開拓できない、または伸び悩んでいるスタートアップにとっても、最初の買い手を掴むための入り口と捉えてどんどん応募してほしいそうです。少しでもビジネスチャンスを広げたいと思っている方は、ぜひとも応募してみてくださいね。

北海道経済産業局 産業技術革新課の南さん(左)と、有田さん(右)

さいごに一言

産業技術革新課の有田さんはこう言います。「昨年、初めて『Open innovation Challenge Pitch HOKKAIDO』を実施しましたが、スタートアップからは「大企業のニーズを知ることが出来てよかった、挑戦できてよかった」という声が上がりました。今年、受付中の大企業はオープンイノベーションの推進にとても積極的な企業ばかりです。私たちも、募集して終わり、ではなくて限りなくサポートしていこうと思っているので、一緒に汗をかいていきましょう!」

北海道経済産業局 産業技術革新課としては、よりスタートアップのビジネスチャンスを広げる動きに力を入れていくそうです。新型コロナウイルスによって大企業としても「このままじゃまずい」と強い危機感を抱いています。大企業とスタートアップや中小企業が結びつくことによって、イノベーションが生まれ、それが新しいビジネスへと昇華していくはずです。新しい発想を持って、北海道から多くのイノベーションを生み出していきましょう!

詳細

■応募要項
提案書のフォーマットをダウンロードして必要事項を記入のうえ、関連資料と共に、「オープンイノベーション・チャレンジピッチ 北海道」の運営事務局までメール(oi-challenge@noastec.jp)でお送りください。
※必要により追加資料のご提出、事前打ち合わせの実施などをお願いする場合がございます。

■エントリー
2020/12/11〜2021/1/31
道内のスタートアップや中小企業と協業を希望する大手企業12社のニーズをご確認いただき、エントリーください。
※複数社へのエントリーも可能です。
※一次締め切り:2020年12月31日(木)
※二次締め切り:2021年1月31日(日)

【ご提案に関する留意点(提案書及び添付資料について)】
① ご提案内容、添付資料につきましては、守秘義務を負わない範囲の情報としてください。
② 提案書の他、提案内容を補足する関連資料等を添付してご提出下さい。
③ 大手事業者は複数のニーズを提示していますので、提案の際は、大手事業者が提示する1つのニーズに対して、1つの提案書を作成するようにしてください。

■エントリー資格
・応募時点で法人登記が完了していること(設立年月を問わない)
・プロダクト、サービスが完成しているまたは完成の目途がついていること

■書類審査(適宜)
エントリー後、「提案いただいた内容と企業ニーズがマッチしているか」「協業が実現できそうか」などの視点から書類審査を実施します。

■個別面談・マッチング(適宜)
書類審査を通過しましたら、企業担当者とどのような協業が可能か等を面談・マッチングを通じて深堀りしていきます。
※面談は複数回実施する場合があります。

■運営事務局(問合せ先)
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)クラスター事業部
〒001-0021 札幌市北区北21条西12丁目 コラボほっかいどう
TEL:011-708-6526  E-mail:oi-challenge@noastec.jp
https://www.open-innovation.noastec.jp/