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北海道最大級の民間インキュベーション施設『SAPPORO Incubation Hub DRIVE』とは

北海道最大級の民間インキュベーション施設『SAPPORO Incubation Hub DRIVE』とは

7月1日(水)から本格的にオープンする北海道最大級の民間インキュベーション施設「SAPPORO Incubation Hub DRIVE(以下DRIVE)」多彩な働き方を支援する快適でユニークなワークプレイス機能はもちろん、札幌大通エリアではいち早く導入となる「5G」が使えたり、AIやIoT技術を活用したビジネス開発に役立つラボ機能を備えていたりと、今までありそうでなかった”はたらく”をDRIVE(加速)するための施設。大通公園に隣接する北海道新聞社の2階、重そうな扉に付けられた車のハンドルが目印です。遊び心満載で、今までの”はたらく”という概念が180度変わってしまいそうな、ワクワクが詰まったDRIVEをプロデュースしたのは、株式会社大人の五十嵐慎一郎さん。五十嵐さんは、過去にも2軒のコワーキングスペースをプロデュース・運営、他にもまちづくり事業など、人が集まる場所を設計する経験が豊富だそうです。今回は、そんな五十嵐さんにDRIVEのオススメポイントを伺いました!


―大学では建築学科を専攻していたとのことですが、そこで建築を学んだからこそコワーキングスペースのプロデュースしているのですか?

大学では建築の基本的なことを勉強してきましたが、一番影響を受けたのは、建築事務所でのアルバイトだと思います。模型作りなどをやっていたのですが、初めて現場を知って、「線を引いて設計図を書くこと以外」への興味が非常に大きくなりました。例えば、建築の仕事って、大抵は誰かに発注されて動き、建てたら完了です。そもそもココに何があればいいか?っていう建築の川上の部分と、建物を建てた後の川下の部分は、基本的には建築士のカバー範囲じゃないんですよね。でも、この町にどんな場所があればよいのだろうか?といった建物を建てる前のことだったり、建てた後、どう使われていくのかというところにも興味を持ったんですよね。そうして、新卒で入社した不動産ベンチャー企業の新規事業として、銀座に『the SNACK』というコワーキングスペースを企画・運営するに至ります。



―初めてプロデュース・運営したコワーキングスペース『the SNACK』について教えてください。

2013年にオープンしましたが、当時はコワーキングスペースという単語が国内にまったく浸透していなかった時期でした。最初は人が全く来ず苦労しましたが、だんだんと仲間が仲間を呼ぶようになり、良い意味でカオスな空間になっていきました。情報感度の高い、いろんな分野の20〜30代が集まり、新しいものがどんどん生まれる非常にクリエイティブな場だったと思います。

地元の札幌にも、人が集まり、出会いがあり、新しいものが生まれる、そんな場所を作りたくて『コワーキングカフェ・バー 大人座』を2019年5月にオープンしました。

『コワーキングカフェ・バー大人座』にて撮影。




―そういった経歴があっての、今回DRIVEのプロデュースだったのですね!今回は、どんなコンセプトで作られたのですか?

色々な経緯や狙いはありますが、大きく掲げたいのは『北海道のはたらくをアップデートするきっかけ』にしたいですね。東京と比べてしまいますが、北海道はまだまだ働き方の変化が小さいです。その理由の一つに、立場や職業を超えて集える場がなく、なかなか「こんな働き方あるよね!」となりにくいんだと思います。なので、DRIVEでは、とにかく人が混ざる場所にしていこうと考えています。スタートアップ、行政、企業、メディア(北海道新聞)、フリーランス、学生が、一つの場所に集まってそれぞれの仕事をすることって、なかなかないですよね。更に、様々な人が集うだけではなく、人と人を繋げる役割のコーディネーターも常駐する予定です。そうすることによって、コーディネーターがハブとなり、人や情報が行き交う場所にしていきたいですね。

開放的なワークスペース。会話がはずみ、新しいことが生まれそうな雰囲気です。
作業にピッタリな椅子と机。ドロップイン(1日)利用もできるのは嬉しいですね!




―まさに、札幌の『はたらく』の拠点ですね。

そうですね北海道でこれから起こるものの震源地となりたいです。世代や立場の分断ってどうしてもできてしまいますが、それを越えることが非常に大事だと思います。北海道の最前線がDRIVE、DRIVEに行けば北海道が分かる、という場所になっていきたいなと思っています。

例えば札幌出張のとき、ホテルの部屋やWi-Fi完備のカフェに籠もって仕事をするのであれば、DRIVEをドロップイン利用(登録なしで1日利用できるシステム)して頂いたり。ふらっと立ち寄って仕事をして、コーディネーターや周りの人と会話してもらいたいですね。




―なんだか、意識が高い人の集まりのようで、気が引けてきました…

そんなことないです!色々な人が集まる場所にしたいので、学生から社会人まで、みんなに来てもらいたいです。6月1日(月)からシェアオフィスの利用が始まり、コワーキングスペースは7月1日(水)から始まります。見学・内覧も常時受付中なので、どんな施設か見てみたいという方にはぜひお越しください!



―ちなみに、コワーキングじゃなくて「インキュベーション ハブ」な理由はなんでしょうか?

コワーキングって北海道だとまだまだ「自分が行くような場所じゃない」って思っている人がたくさんいると思うんです。そうじゃなくて、DRIVEは自分の行く場所だって思ってほしい。「ちょっとドライブ行こうよ」って楽しそうじゃないですか?それだけ気軽で身近な施設になってほしいですね。新型コロナウイルスが落ち着いてきたら、イベントスペースを活用して様々なイベントも行っていきたいと思っています!




―最後に一言お願いします!

DRIVEとは関係ないんですけど、牛乳パックの350mlほしくないですか?作りたいので、共感した方は連絡ください…!



五十嵐さんと一緒に、DRIVEオープンに向けて奔走した、北海道新聞社の藤間氏にも、オススメポイントを伺ってみました!

DRIVEは、多様な人がつながって、あたらしい価値を生み出す拠点となることを目指します。それを実現するために、専門のコーディネーターを配置したり、札幌市と連携したスタートアップ相談窓口、企業や行政向けのオープンイノベーション相談会、U18世代にむけたプログラミング教室など多彩な機能やイベントを企画しています。様々な価値観が大きく変わろうとしている今、ご利用いただく方のアイデアや思いが社会や地域とつながって、あたらしい価値を生み出すサポートをさせていただければと思っています。もちろん、集中して作業したい、時には気分を変えて仕事をしたい方にもご満足いただける快適な空間となっております。まずは、お気軽にお問い合わせ、ご見学にお越しください!




五十嵐 慎一郎

北海道移住ドラフト会議実行委員会さーもんず代表/札幌移住計画代表/NoMapsプランニングパートナー/ほっとけないどう北海道事務局長

1983年北海道小樽市生まれ。小さいころ言葉を覚えられず親族を戦慄させながらも、大自然のなかすくすく育ち、札幌南高校卒業後上京。紆余曲折を経て、東京大学建築学科卒。不動産のベンチャー会社に入社。2016年「北海道から、世界をちょっぴり面白くクリエイティブに」と、株式会社大人を設立。店舗や施設のプロデュース/デザイン業務にはじまり、イベントの企画運営、WEB制作を行う。最近は、北海道に特化したウェディングブランドLANDRESSを展開しながら、2019年札幌にコワーキングバー「大人座otonaza」を開店。また、サッポロビール社と「ほっとけないどう」という北海道の挑戦者を応援するコミュニティ&メディア企画もスタート。「北海道移住ドラフト会議」や「札幌移住計画」の代表として、北海道に人を呼び込む動きも強化中。



▼SAPPORO Incubation Hub DRIVEについて

シェアオフィス利用:2020年6月1日(月)より開始
コワーキング利用:2020年7月1日(水)より開始

▼提供サービス

■コワーキングスペース
多様な働き方に対応する会員制のコワーキングスペース。
個人会員のほか、法人会員、自治体会員、ドロップイン会員など多彩な会員メニューを取り揃えます。
※ドロップインでの利用、登録はしばらくの間中止とさせていただきます。
利用時間 9:00〜21:00(年末年始を除く)

■シェアオフィス
1名から利用できる固定席と2名〜4名で利用できる個室を備えた24時間利用、登記可能なシェアオフィス 。
利用可能時間 24時間365日

■イベントスペース
30名程度のイベントにご利用いただけるイベントスペース。
利用可能時間 17:00〜21:00

料金や、見学、内覧予約などの詳細については、ウェブサイトを御覧ください。

▼アクセス
T   E  L  : 011-210-5488
M A I L :info@sih-d.jp
住  所:札幌市中央区大通西3丁目6 北海道新聞本社ビル2階
交  通:札幌市営地下鉄 大通駅 より徒歩3分
営業時間:9:00〜21:00(受付対応時間)