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【J-Startup HOKKAIDOインタビュー】 AWL (アウル) 株式会社

経済産業省北海道経済産業局とSTARTUP CITY SAPPOROが共同で取り組んでいる、J-Startup HOKKAIDO。北海道発でグローバルな活躍を目指すスタートアップ企業を選定し、支援をすることで、スタートアップの飛躍的な成長を後押しするプロジェクトです。
そのJ-Startup HOKKAIDOに選定された、25社(2021年6月時点)に及ぶ企業をご紹介いたします。

今回は、AWL株式会社の代表取締役兼CEO北出 宗治さんにお話を伺いました!

AWL株式会社 (AWL, Inc.)
代表取締役 兼 CEO
北出 宗治 (きたで むねはる)

1978年北海道苫小牧市生まれ。
⼤学在学中からインターネットビジネスを始める。インターネットの可能性に魅了され、⼤学卒業後は⽶コンサルティング会社(D.C.)、⽶レコード会社(NYC)にてWEBマーケティング&コンサルティングを担当。帰国後、マンツーマン英会話のGABA社のIT部署の立ち上げに参画。WEBマーケティング部を統括し、同社の上場に貢献。その後、ライブドア社にてメディア事業部マネジャーとして多数の事業立ち上げを経験したのち、2006年に独立。GMOインターネット社とのJV設立(取締役)や、電通アイソバー社のパートナーとして⼤⼿企業を中⼼としたコンサルティング、多様な業種、規模感におけるITを活用したサービス、事業、会社立ち上げのプロデュースを行う。
2015年、 川村秀憲 北海道大学教授と出会う。2016年6月、AIの社会実装を推進すべくAWL(アウル)株式会社(旧AI TOKYO LAB(株))を創業。

ーーどんな会社で、どんなサービスや商品を提供(開発)していますか?

AWL(アウル)株式会社(AWL)は北大発認定ベンチャーで、世界17カ国から集まる多様な優秀人材が最先端のAIソリューションの開発・提供に取り組んでいます。代表的なソリューションとして、リテール業界向けの AI カメラ ソリューション「AWLBOX」や「AWL Lite」といったサービスがあげられます。
東京本社は三菱地所のイノベーション拠点である丸の内の新東京ビル『Shin Tokyo 4TH』に、札幌本社はサツドラホールディングス株式会社(サツドラHD)の本社ビルにあり、1階にはドラッグストアのサツドラ北8条店、イベントスペース「HUB SPACE」やイノベーションプラットフォーム「EZO HUB SAPPORO」も併設されています。研究開発拠拠点「AI HOKKAIDO LAB」は、北海道大学構内・北大ビジネススプリングに、更にはベトナム・ハノイにも研究開発子会社もあります。
特に、業務提携を結ぶサツドラHDとは、研究開発・商品企画、実証実験からサービス展開など様々なコラボレーションを行っております。特にサツドラ北8条店においては、先進の取り組みが行われております。

ーーなぜそのサービスや商品を提供(開発)したのでしょうか?理由をお聞かせください。

2015年、コンサルタント時代に顧客企業からAIの活用法について相談を受け、私自身もAIの可能性に強い関心を抱くようになりました。そんな折、北海道を中心にドラッグストアチェーンを展開するサツドラHDの富山浩樹社長の紹介で、AI研究の第一人者である北海道大学の川村秀憲教授と出会い、意気投合。人手不足や防犯、効率化、サービスの向上といったリテール業界が抱える課題をAIで改善することを目指し、2016年6月に前身の会社を設立しました。
2020年2月には、シリーズAラウンドとして、総額8.1億円の資金調達を実施しました。また、同タイミングでリリースされたAWL Lite(アウルライト)は、Android OSのスマートフォンやタブレット、サイネージにインストールして、簡単にAI機能を利用できるサービスです。リリース直後に新型コロナウイルス感染症の影響により、当初の展開プランを実施することが困難な状況となりましたが、社内で生まれたアイデアにより、顔認識技術を活用したマスク着用有無の判定や施設の混雑状況を可視化するなど、他社を先駆けて新型コロナウイルスによる感染症の対策、いわゆる「三密対策」機能として新たな活用方法を見出すことができ、多くのメディアに取り上げられるとともに、従来のターゲットであるリテール業界を超えた新規顧客を得ることに成功しました。

▲AWL Liteで混雑度を可視化: 登別万世閣 https://awl.co.jp/cases/noboribetsu-manseikaku/

現在では、コロナ禍の影響を受けたリテール業界でも、生活必需品業態では消費者の購買行動が変化し販売額が拡大し、アフターコロナを見据え、DXの機運が高まってきております。北米市場においては、リテール業界最大手の米ウォルマート(Walmart)などでは新たな収益の柱として注力しているのが「広告メディア事業」であり、リアル店舗活用の新たな可能性を追求しております。日本市場でも、リアル店舗の新たな存在価値に注目が集まっています。AWLのAIソリューションは、類まれな技術力と実装力により、他社にはない品質のサービスを安価な価格でセキュリティ面も考慮し、リテール業界の「リアル店舗メディア化」を支援しております。
これらの取り組みにより2021年6月には、シリーズBラウンドとして、総額20億円の資金調達を実施しました。
https://awl.co.jp/news/20210602/ 

ーー提供(開発)しているサービスや商品のアピールポイントを教えてください。また、そこに至るまでの苦労などありましたら併せて教えてください。

AWLBOX(アウルボックス)

既設の防犯カメラをAI化し、ビデオマネジメントシステム(VMS)+AIカメラ機能によって店舗オペレーションに最適なソリューションを提供。来店したお客様の性別・年代といった属性・店内行動を分析し、新たなマーケティング戦略につなげるとともに、従業員の業務や働き方を可視化・分析し、生産性向上・業務効率化をサポートします。

AWL Lite(アウルライト)

STB型端末を用いてデジタルサイネージの視聴効果分析ができるソリューション。視聴者の性別、年齢、どの時間にどれくらい見られたかなどを測定することで視聴効果を取得することができます。デジタルサイネージの効果を可視化するとともに、広告事業との連携により新たなビジネスモデルの構築の可能性も考えられる注目のソリューションです。

ーー今後の会社の展望や、ビジョンを教えてください。

AWLは創業以来、北海道のカルチャーをベースに北海道大学やサツドラHDとのコラボレーションにより、リテール業界に特化した AI カメラ ソリューションの研究・商品開発・導入を重点的に取り組み、更にそれらを大手リテールチェーンへの横展開し、発展しました。AWLでは特に、リソースの少ないエッジデバイス上で高度なAIを用いた画像分析を実行できる高い技術力を有しております。このエッジAIソリューションのトップランナーとして、2021年よりリテール業界の「リアル店舗メディア化」をけん引してまいります。

更には、最先端のAI関連技術を活用した自社プロダクト及び新規事業の開発・運用により、次世代の「RETAIL×AI」のソリューション構築、海外展開にも意欲的にチャレンジしてまいります。

ーーお知らせしたいことなどあれば(登壇イベントや採用など何でも構いません)

AWLは一緒に働く多様な仲間を札幌・東京の複数の職種・ポジションで募集しています。エンジニアの他、ビジネスやコーポレート部門においても積極的に採用中です。こちらから是非お問い合わせください。
https://awl.co.jp/contact/

▼Facebook・LinkedInでも採用イベント参加情報、メディア掲載など最新情報を連日更新中。
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https://www.linkedin.com/company/awl-inc

AWL株式会社

店舗の未来を、切り拓く – Leading the Future of RETAIL

AWL(アウル)は「AI(人工知能)+OWL(フクロウ)」を足した造語。AWLのソリューションが店舗を見守り、人間の「目と頭脳」を補完することで、人間と調和し、店舗の生産性向上、業務効率化、付加価値創出を実現します。
AIの急激な進化により、人間の働き方が問われる現代。
私たちは、AI(人工知能)をはじめとするテクノロジーを活用し、「店舗」×「人」×「テクノロジー」の組み合わせによって生み出される価値の創出を追求し、安心・安全、新たな感動や喜び、豊かな未来に貢献します。

ホームページ:https://awl.co.jp/
問い合わせ先:https://awl.co.jp/contact/

ライター:SCS事務局

岡山ひろみ

札幌出身、大樹町在住の猫を愛するWEBライター。