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【J-Startup HOKKAIDOサポーターズインタビュー】プルータス・コンサルティング

経済産業省北海道経済産業局とSTARTUP CITY SAPPOROが共同で取り組んでいる、J-Startup HOKKAIDO。北海道発でグローバルな活躍を目指すスタートアップ企業を選定し、支援をすることで、スタートアップの飛躍的な成長を後押しするプロジェクトです。そのJ-Startup HOKKAIDOを支援するサポーターズ企業をご紹介いたします。

今回は、プルータス・コンサルティング様にお話を伺いました!

企業の概要

弊社は公正価値評価を中核事業とする資本政策の総合コンサルティング・ファームです。具体的には国内・海外のM&Aにおけるアドバイザリー、株式等を活用した資金調達(エクイティ・ファイナンス)の各種助言、ストック・オプションの戦略的な活用に向けたサポートなどを行っております。

弊社の強みとしては企業価値評価と金融商品の公正価値評価を巡る著名な紛争事例への関与実績があることであり、その一部は公表されている裁判例においても言及されております。またスタートアップ領域においては、これまでの概念に無かった新しいインセンティブ・スキームとして有償ストック・オプションや信託型ストック・オプション[i]を開発・提供しているほか、IPOに向けた準備事項として必ず求められる各種資本異動の公正価値評価など、クライアントの企業価値向上に向けた側面的な支援を行っております。


[i] 信託型ストック・オプションは、松田良成弁護士との共同開発スキームです。

これまでのご支援に関する取り組み内容

近年、スタートアップが人材獲得を戦略的に行うために「ストック・オプション」を活用することが増えております。実際に2021年の新規上場企業の87%がストック・オプション制度を利用しています。(2022年2月28日、プルータス・コンサルティング調べ)

スタートアップによるエンジェル・VC・CVCからの資金調達額が増える傾向にある中、既存株主の利益に影響を与えるストック・オプションの発行は、資本政策の中でも重要な位置づけと考えられます。

しかし一部のスタートアップには、勢いでストック・オプションを出し過ぎて後悔してしまうケースや、想定外のエグジットが実現したことによりストック・オプションに係わる課税関係が大きく変わってしまうなど、ストック・オプションには資本政策上の落とし穴が多々あります。これらは、いずれもスタートアップの資本政策に関する不可逆性がもたらすものであり、一度失敗してしまうとなかなか軌道修正することが難しくなります。

弊社はエコシステムの各拠点と連携しながら、セミナーの開催などを通じ、スタートアップが資本政策におけるストック・オプションの正しい情報を得ることのできる機会を提供することでスタートアップを支援しております。最近ではJ-Startup HOKKAIDO様、J-Startup NIGATA様、J-Startup TOHOKU様の採択企業に対し、各スキームの概要・税務・会計における留意点などを一気通貫で解説するストック・オプションの合同勉強会を開催しました。

スタートアップの皆さんと共に創る未来ビジョン

ストック・オプション付与について以下のような悩みをよく聞きます。

・退職時にストック・オプションを没収するか否かで迷っている。
・ストック・オプションの付与数について既存社員間のバランスを取ることが難しい。
・入社時にストック・オプションを渡したが、期待したほど活躍せず困っている。
・ストック・オプションを付与したいがもう枠(オプション・プール)がない。
・IPO後に人材が流出する「上場ゴール的な」ストック・オプションにはしたくない。

このような悩みに対して、弊社では様々なオプション・プランを活用した解決策を有しております。

特に、ストック・オプションの付与対象者および付与規模を『後決め』することができる「信託型ストック・オプション」は多くのスタートアップに導入されており、導入企業でIPOを果たした社数は42社にのぼりました。(2022年3月16日現在、プルータス・コンサルティング調べ) 既存の枠組みや慣習にとらわれず、スタートアップと対話をすることで課題を拾い上げ、解決に導き、更なる企業価値向上にドライブをかけるための支援が弊社の今後の目指すべきビジョンの一つです。

最後に

今後も資本政策やストック・オプションの活用方法等の勉強会・セミナー等を通じて 、北海道のスタートアップ企業が羽ばたく一助になればと考えております。ストック・オプションに関するご不明点、セミナーの開催依頼等、ございましたら是非、お気軽にお声かけください。

ライター:SCS事務局

岡山ひろみ

札幌出身、大樹町在住の猫を愛するWEBライター。