9月28日(水)、J-Startup HOKKAIDO認定企業の株式会社キットアライブ（代表取締役：嘉屋 雄大 氏）が札幌証券取引所の新興企業向け市場アンビシャスに上場し、上場交付式が行われました。同市場への上場は2019年6月以来3年3ヶ月ぶりで、今回がJ-Startup HOKKAIDO認定企業からの記念すべき第1号の上場となります。

交付式には、証券・金融関係者や経済団体代表者、北海道経済産業局の岩永正嗣局長ら約30人が出席し、有価証券上場通知書の交付と上場記念として木槌の贈呈、札証の鐘の打鐘が行われました。

2016年に設立し、米IT企業の顧客情報管理のクラウドシステム「セールスフォース」を導入する企業向けに、設計や開発支援などを手がける同社ですが、毎年約20%の成長を続けており、今回の上場で調達する資金で道内でのIT人材の雇用と育成を加速させていくとのことです。

もともと営業はWeb会議を活用していた同社ですが、コロナ禍で急速にリモートが普及し、距離の壁がなくなった今、全国のお客様にサービスを提供できるようになっています。挨拶の中で嘉屋社長は「ここからがスタートで、北海道から全国のクラウド導入を支え、また、かつてサッポロバレーと呼ばれた地で、北海道とともに成長して北海道を盛り上げることに貢献したい」と述べられていました。

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